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【嵐】あなたが望むなら、この身を捧げよう。シングル「Dear Snow」全曲レビュー

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Dear Snow

2010年10月6日に発売されたの33枚目のシングル

 

1.Dear Snow

作詞:IORI・ISHU、作曲:Kohsuke Ohshima、編曲:宮野幸子吉岡たく

ニノ主演の映画『大奥』主題歌。

謎の疫病により多くの男が死に至り、実に女の4分の1まで減少し男女逆転の世となってしまった、史実とは大きく異なる設定の江戸・徳川の時代。

1人の女将軍に3,000人の美しい男たちが仕える女人禁制の男の園“大奥”が本作の舞台。

困窮した旗本である実家を救い大問屋の娘・お信(堀北真希)への叶わぬ恋を断ち切るために“大奥”に上がった若き侍・水野祐之進(二宮和也)が、生まれもった才覚でさまざまな苦難を乗り越え昇進を遂げていく中、新たに迎えられた八代将軍・徳川吉宗(柴咲コウ)と出逢うことによって“大奥”100年の歴史が動き出す大河ロマン。

よしながふみの大人気コミック『大奥』を豪華絢爛に映像化。

ほ、ほほ〜ん??? つまり逆ハーレムですね???

 

「Dear Snow」はこの奇想天外ながらドラマティックでロマンティックなストーリーを優しく包み、深く印象付けるエモーショナルでエターナルなラブソング。

いやもうわからんわからん!! 同じような横文字使いすぎ! (笑)

 

改めて。

「Dear Snow」は哀しみと痛み、儚さと切なさの中にも、凛とした力強さをたたえた美しいラブバラード。

永遠に叶わないとわかっていても、忠誠を尽くす様に非常に心打たれます。

あなたが望むなら この身を捧げよう

という歌詞が顕著ですね。

この歌詞を落ちサビの最初、最も静かになるところでもってくるあたりが上手なところです。

静かになるところは歌詞が目立つので、一番伝えたいことを書くのがセオリー。

さらに、”この身を捧げよう”という、現代ではあまり用いられない表現なので、より耳を奪われます。

”え!? この身を捧げよう!?!?”ってなりませんでしたか?笑

 

ニノの映画の曲なので、ニノが大きくフィーチャーされています。

上のパートはニノのソロですが、身を切って言葉を発しているようでとても切ないです。

つまり完璧です。

 

この曲、嵐のバラードの中でもトップクラスに好きなんだけど不遇なんですよね〜〜〜。

ライブで全然披露されないんですよ。 

  

2.タイムカプセル

作詞・作曲・編曲:SIX

無邪気に夢を追っていた少年時代の純粋な心を蘇らせ、勇気をくれるポップ・チューン。

この曲、とっても好きです!

 

静かな伴奏の上に綺麗に混ざり合う5人のユニゾンから始まります。

もうその声だけでたまんないですよね〜〜!!

5人重なることでとっても気持ちいい倍音(声の揺らぎ)が響いています。

この曲を聞くと、”嵐5人の歌声が好きなんだなぁ”と改めて実感します。

 

松潤のハモリもすごく活きていて、特にサビの

無我夢中の日々の中

がたまらんですね。

サビ前の

変えられるなら

ってとこのハモリも好きです。

 

何気に楽器隊も攻めていて、最初のドラムとかめっちゃかっこいいですよね!

所々で目立ってくるピアノも印象的だと思います。

最後のアコギもここぞとばかりに攻めていますね。笑

 

歌詞も素敵で、”宇宙飛行士”や”野球選手”といった具体的なワードが登場することでイメージがしやすく、親近感がもてます。

大人になって忘れてしまった夢や純粋な気持ちを思い出させてくれて、前を向くパワーを貰える名曲です。

 

次シングル

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前シングル

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収録アルバム

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