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【嵐】嵐が嵐でよかった。シングル「Everything」全曲レビュー

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Everything

2009年7月1日に発売されたの27作目のシングル。 

 

1.Everything

作詞:100+、作曲:Shingo Asari、編曲:ISB

嵐出演 au by KDDI「去年と違う夏。」CMソング。

明日を信じて歩き続けるメッセージ・ソング。

夏の終わりや夕暮れ時が似合う、切なさと爽やかさを併せ持つ曲。

 

この曲、超超好きです!!

あんまりライブでやられてるイメージないけど、そんなに人気ないのかな?

 

嵐お得意の爽やか切ない夏ソング。

爽やか要素は、全体を通して4つ打ちというドラムパターンを用いているためでしょう。

4つ打ちはダンスミュージックに広く用いられるリズムで、ドッチータッチーというビートが疾走感を感じさせます。

4つ打ちで有名なのはKANA-BOONですね。

www.youtube.com

この曲も爽やかさと切なさを併せ持つ名曲なので是非。

 

他にも同系統で言うと、関ジャニ∞の「ココロ空モヨウ」ですね。

めっちゃ好きなのにこれもあんまり目立たないんだよなぁ、おっかしいなぁ。

 

切なさ要素は主にコード進行だと思います。

サビの前半と後半で進行が異なっていて、ここに胸をぎゅっと締め付けられる感覚があります。

また、楽器もピアノとアコギとストリングスが用いられており、特にストリングスがめちゃくちゃ切なさを演出してます。

 

歌詞は、止まらない時間の中で前を向いて歩き続けることを歌っています。

けどやっぱり前だけを見ているわけじゃなくて、たまに立ち止まって後ろを振り返ってしまうところが嵐らしいです。

これまでのいいことも嫌なことも、全て受け止めた上で前に進むかっこよさがあります。

 

メンバーの歌で特筆したいのは、まず2番のニノ。

ブレイク(音が消える時)を任されるだけあってとても良いです。

 

そしてこの曲で最も熱いとこといえばここでしょう!

この長い坂を越える時 その先に何が見えたとしても

ここがほんっとにエモすぎる!!

ここを聞くためにこの曲を聞いていると言っても過言ではないですね。

高めの音程を出し続けてちょっときつそうな(に見せて実は全然きつくない)大野くんの歌声と、松潤のハモリ。

そのふたりをさらに加速させるかのようなコード進行とストリングス。

た、たまらん・・・!

この頃から縁の下の力持ち、下ハモ担当のJが目立ち始めます。

このふたりのハモリいいんですよね〜〜〜「Find The Answer」とかね〜〜〜!

 

最後の”走れ!走れ!”もエモエモですな〜!

これまでは歩いていたけど、最後はたまらず走り出すかのような青春のワンシーン。

もう拍手。笑 拍手ですよこれは。

5人のユニゾンの混ざり方も素敵です。

 

2.season

作詞・作曲:youth case、編曲:石塚知生

嵐出演 au by KDDI「もしも僕らが、嵐でなかったら。」CMソング。

配信限定曲でしたが、今作でCD初収録となりました。

 

イントロから神曲決定。

 しっかりと嵐ファンとして鍛え上げられた私は、もうイントロだけで泣けてきます。

この曲も「Everything」と同様に、爽やかな風が吹き抜ける中に切なさを感じられる名曲となっています。

ファンからの人気も高く、コンサートでもアンコール付近の大事な局面で披露されるイメージです。

 

作詞作曲は嵐が大変お世話になっているyouth caseさん。

この方は本当に名曲を生み出しまくってますし、今の嵐を築き上げた人といっても過言ではないでしょう。

そのうちyouth caseさんの特集を組もうと思います!

 

この曲のニクいところは、サビの頭”ひらひらと〜”だと思っています。

キャッチーで覚えやすいワードかつ、花が散っていくような切なさも表現していて、CMで少し聞いただけで胸をぐっと掴まれます。

 

そして落ちサビの大野くんの歌声は、嵐史上屈指の切なさ

これまでの曲だと「Be with you」とかといい勝負ですね〜〜〜。

この時期はビブラートのかけ方と吐息の混ぜ方が極上ですね!!

 

今回の2曲は、嵐が嵐でよかったと思わされる名曲たちでした。

 

次シングル

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前シングル

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収録アルバム

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