Love so sweet
1.Love so sweet
作詞:SPIN / 作曲:youth case / 編曲:Mugen
松潤出演のドラマ『花より男子2(リターンズ)』の主題歌。
もう、今更言うまでもない有名曲ですね。
そして嵐が大ブレイクしたきっかけにもなりました。
結論から言います!
この曲の何がそんなに凄いのか!
私はサビの転調だと思います。
発売当初はまだ私になんの音楽知識もなくて気づいていませんでしたが、大学に入学して曲を作るようになってからサビで転調していることに気が付きました。
転調とは、音楽において、曲中で調を変えること
完全に”???”ですね。笑
一般的には、よく最後のサビだけ高くなる曲がありますよね。
実は嵐のここまでのシングルでは該当曲はありませんが、 「NA! NA! NA!!」とかがそうです。
このように、曲中でこれまでの高さから上がったり下がったりすることを転調と言います。
「Love so sweet」の場合は、それが最初のサビでもう行われているんです。
曲は、好きな音をやたらめったら組み合わせているわけではなくて、実は”決められた音の組み合わせ=調”の中にある音だけをつかって作られています。
ですが、この曲はAメロやBメロで使っていた音の組み合わせがあったのに、サビではその組み合わせの中にない音を使っているんです!
もっと簡単に言えば、”なんか流れ変わったな”と思いませんか?それです。
転調することで、高揚感があってドラマチックな印象を与えます。
これがこの曲の隠し味となっているわけですね。
その他の点を話すと、まずはイントロ。
こりゃ恋に落ちますわ。
なんてこと無いピアノのフレーズなんだけど、ウィンドチャイムも相まってキラキラ感が凄すぎる。
次に最初の歌詞。
輝いたのは鏡でも太陽でもなくて 君だと気づいた
って、ロマンチックすぎ!
Bメロはアイドル曲定番の”PPPF”(パン パパン フゥ〜!)。
もう徹底してますね。抜け目なしです。
ただ、嵐がブレイクしたのはこの曲が凄すぎるからというだけではなくて、これまでの努力の積み重ねでもあります。
誠実に頑張ってきた嵐が注目されるきっかけを作ってくれたこの曲は、もう私からも感謝です。
でも「ま、俺はラブソーからじゃなくてデビューからファンだけどね!」という謎のプライドがあります。笑
2.いつまでも
作詞:SPIN / Rap詞:櫻井翔 / 作曲:多田慎也 / 編曲:ha-j
大好きです!!!!!
この曲も、切ない恋心を歌ったポップソングです。
ただ歌詞は、別れてしまった彼女の思い出が様々な場所に残っていて”いつまでも”忘れられないという内容で、嵐お得意のちょっと弱い男のことを爽やかに歌い上げています。
この曲でまず注目したいのは作曲者。
作曲を担当している多田慎也さんは、嵐に数多くの名曲を提供しています。
有名なところだと、
- Still...
- 風の向こうへ
- マイガール
- 君のうた
などなど、本当にはずれなしです。
特徴としては、優しくて切ない曲と上質なメロディだと思います。
この方が作る嵐の曲は本当に好きなものばかりですが、これが記念すべき1曲目となります。
サビの、”君と生きた毎日”の後の
パァン!
って音が好きすぎます。
そして今回のサクラップもとても良いです。
系統としては「夏の名前」と同じように、加速する鼓動と終わりに向かっていく曲の勢いを表すように短いフレーズできっちり韻を踏んでいます。
一度言った”街の記憶”というフレーズが、後にフラッシュバックするようにまた出てくるのがオツです。
曲の中盤だけでなく、最後にもラップがあるのが嬉しい!
3.ファイトソング
作詞:嵐 / 作曲:二宮和也 / 編曲:北川吟
ライブには欠かせない超盛り上がる曲。
何って、作曲はニノで、作詞は嵐全員ですよ?
こんなの、みんな好きに決まってるじゃないですか!!
嵐だけで作った曲はこれが初めてです。
正確に言うと、嵐だけで作った曲が正式にリリースされるのはこの曲が初めてです。
(この曲以前にも「スケッチ」という嵐が作った曲がありましたが、リリースはもっと後です。)
そんなこともあって、みんな思い入れがあるのととにかく元気が出て盛り上がるのでライブで披露されることが多いです。
だいたいアンコールで披露されますね。
応援団のような掛け声が印象的ですが、応援団といえば「Gの嵐」。
当時放送されていた嵐出演の深夜番組なんですが、もう大好きでした。
今では考えられないくらい挑戦的でくだらない内容が多かったんです。
お絵かき神経衰弱とかね、相葉すごろくとかね。
下にお絵かき神経衰弱のリンクを貼っておくので、是非御覧ください!
嵐の深夜時代は本当に最強です。笑
で!
この番組の公式応援歌として作成されており、衣装が学ランだったこともあって応援団のような掛け声が使われています。
昔はよくライブで歌う前にじゃんけんをして、負けた人は歌いながら罰ゲームをするという企画がありました。
例えば、バンジージャンプのようなゴムを体に巻き付けて宙を舞ったり、大きな水槽に飛び込まされたり。笑
”あの時代も良かったな〜”なんて懐古厨のようなことを思います。笑
このシングルは語ることが多くて良いシングルですね!