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【嵐】一人ひとりの魅力溢れたアルバム「One」全曲レビュー

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One

2005年8月3日に発売されたの5枚目のオリジナルアルバム。

今作では初めてメンバーそれぞれのソロ曲が収録されました。

みんな個性的なのが嵐の魅力の1つでもあります。

 

全体的な雰囲気は、前作に引き続いて落ち着いた印象。

大野くんの切ない声にマッチするような曲が多く収録されています。

確か大野くんは20周年の際に、”このアルバムが一番好き”だと回答していました。

 

ギラついた曲はいよいよ0になってしまったね!

1.Overture

Rap詞:櫻井翔、作曲・編曲:岩田雅之

嵐5人のラップ回しから、Lacky Tapesのようにグルーヴィでブラスがかっこいいほぼインスト曲。

この曲めちゃくちゃ好きなんですよ

けだるい朝を思わせる肩の力が抜けた曲だから、自分がどんなテンションであっても聞ける。

こういう曲はやはりベースがえげちいぜ。


2.夏の名前

作詞:hamai、Rap詞:櫻井翔、作曲:原田勝通、編曲:ha-j・吉岡たく

そしてこれも神曲!

切ないピアノのイントロ、そしてさらに切ない大野くんのソロから始まる爽やかで切ない夏の曲

本当に嵐はこういう曲が似合うなぁ。

歌詞がとても具体的で、本当に自分が体験した思い出を聞いている気分になります。

 

そして嵐史上指折りに秀逸なサクラップ。

まるで風の匂いまで分かりそうなほど、初夏の田舎町に降り立った風景描写が秀逸。

そして加速する鼓動を表すかのようにタイトに韻を踏み続けていて、もう言うことなしです!

 

すごくいい曲なのに、コンサートでは松潤が”マツジュンサンバ”の格好(マツケンサンバみたいにきらびやかな浴衣にちょんまげ)で歌わされててそっちばかり気になった!笑

「マツジュンサンバ」の画像検索結果


3.ROMANCE

作詞:HigherF、作曲:ジョーイ・カーボーン、編曲:大坪直樹

嵐(というかジャニーズ)が得意としてる軽やかなファンクチューン。

なんだけど、やっぱりどこか切なさを感じます。

前作、今作ともにMIXが落ち着いてるというか、派手さよりも耳馴染みの良さを大事にしてるのかな?

もっと派手なアレンジにできそうな曲なのにね。

ニノの”フゥ〜”が好き。


4.Lai-Lai-Lai

作詞:SPIN、作曲:磯崎健史、編曲:ha-j・吉岡たく

スパニッシュな雰囲気の漂うダンスナンバー。

生まれ変わってもこのライトの下へ

って歌詞がエモいっすな!

サビの裏のピアノかっこよい〜!ベースもかっこよい〜!

何故かMステでも披露されてました。


5.Days

作詞:北川暁、作曲:宮﨑歩、編曲:長岡成貢

吹奏楽のように壮大なイントロから始まるバラード。

すんません、ほぼ聞いてないです。


6.素晴らしき世界

作詞:オーノカズナリ・SPIN、Rap詞:櫻井翔、作曲:松下典由、編曲:石塚知生

このアルバムで最も人気で大切な曲。

とにかくグッドメロディ&素敵な歌詞です。

加えてメンバーみんなにソロがあるし、サクラップもあるし、そりゃあみんな好きだわな!と納得。

”最終電車”がモチーフとして出てくる曲は最高だって相場が決まってるんじゃ。

 

ライブでも定期的に披露されていて、自分が印象深いのは夕暮れの国立で披露されたとき。あれが最初の国立だったかな?

もうとにかく夕日が似合うのなんの!

 

もともとシングルとして発売するはずの曲だったけど、諸事情によりアルバムに収録されました。PVもつくられたのにお蔵入りしちゃったんですよね。

これは嵐七不思議の1つ。


7.サクラ咲ケ

作詞:相田毅、Rap詞:櫻井翔、作曲:谷本新、編曲:石塚知生


8.Rain - 大野智 

作詞:IntoGroove、作曲:Peter Bjorklund・Joel Eriksson、編曲:安部潤

出たー!!

この曲はもうとにかくライブを見てほしい!!

痺れるから!ほんとに。

大野くんすごいとは思ってたけど、普段の嵐の時って実は周りに合わせてハンデ背負ってるのか?と思うくらい才能大爆発

今思うとこれ以降ずっと大野くんのソロが一番ぶれてないと思います。


9.いつかのSummer - 相葉雅紀 

作詞:Erykah、作曲:TSUKASA、編曲:石塚知生

相葉ちゃんのキャラにぴったりなハワイアンで陽気な曲。

2006年のツアー「ARASHIC-ARACHIC-ARASICK 」ではサクラップも加入!

”水着の谷間にハニー!”とか言ってた。笑


10.W/ME - 松本潤 

作詞:Axel G、作曲:Peter Bjorklund、編曲:ha-j・吉岡たく 

クールでスタイリッシュな曲。

サビが意外と音数が少なくてめちゃめちゃクールじゃな。

よく聞くとなかなか攻めたソロ曲ですね。笑

時折右から聞こえるカッティングギターが最高。


11.秘密 - 二宮和也 

作詞・作曲:磯貝サイモン、編曲:石塚知生

天才。

誰がってニノもだけど、磯貝サイモンも天才すぎる。

この曲を生み出してくれて本当にありがとう。

あと振付師。ほんとに罪なことをしてくれるぜ・・・!

 

これもライブを見てほしいんですけど、とにかく可愛い!

男の俺でも可愛さにイチコロですよあれは!ずるすぎ!

あの指差しダンス天才だよほんとうに。

当時のコンサートで見たこの曲が衝撃すぎて、衣装(ピンクのTシャツに茶色のチェックシャツ)まるぱくりして買ってもらったことあります。笑


12.夢でいいから - 櫻井翔 

作詞:栗原晋太郎・大神正慶、作曲:小田原弘、編曲:安部潤

これも好きだな〜翔くんのソロ曲でかなり上位

お洒落でマイルドな歌声に、ラップも歯ごたえのある量入っていて満足できます。

昔、友達にこの曲を聞かせたら「2人で歌ってるの?」って聞かれたくらいラップと歌を二面性を楽しめます。

 

ライブではハットにステッキを使ったダンスを披露していてとってもお洒落でした。


13.Yes? No?

作詞:masa-ya、Rap詞:櫻井翔、作曲・編曲:Shusui・Stefan Engblom・Axel Belinder

うおおおおおお!!!!!

このイントロは無条件にテンションが上がる!!

サイケでハウスなポップソング。ファンからの人気も高いです。

 

当時のライブでは1曲目に披露されたんですが、後光射す登場でもう鳥肌!

手を挙げるサビのダンスが好き!

間奏の千手観音ポイを使った演出も印象的ですね。

この曲が次のアルバムで映像化されて本当に良かった・・・!

(もちろん全部見たいけどね!!!)

 

サクラップもグッドです。今作のサクラップは全体的にきちんと曲に寄り添えていて素晴らしいです!


14.風見鶏(Special Summer Track)

作詞・作曲:依田和夫、編曲:岩田雅之

はい好き。

通常版のみに収録された嵐お得意の爽やか切ない曲です。

ボーナストラックじゃなくてSpecial Summer Trackなのもいいですね。 

 

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