男バンドマンによるアイドル音楽情報

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【ずっと真夜中でいいのに。】天才の計画的犯行。初のアルバム「潜潜話」全曲レビュー

潜潜話

2019年10月30日に発売された、ずっと真夜中でいいのに。の1st Full Album。

タイトルは「ひそひそばなし」と読みます。

誰かに言いたくても言えないこと。

心の中で押し殺していた本当の声を、”ひそひそ”綴った作品になっています。

 

ほとんどの曲にMVが作成されていて、このアルバムへの力の入れ具合がわかります。

これまでのベスト盤と言っても過言ではないですね!

 

01. 脳裏上のクラッカー

美しいピアノリフから始まる、ACAねさんの歌唱力が存分に活きている曲。
特にラスサビ、転調してさらにキーが高くなっても地声で歌いきってしまうパワーは圧倒的です。

02. 勘冴えて悔しいわ

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ほんっと好き。最高。

とにかく”頭がいい曲だな〜”と、とても勉強になります。

03. 居眠り遠征隊

はい好き〜!!
Aメロのベースすんごい好き。
リズミカルでよいですね。 
”ナイ”がカタカナで強調されています。

04. ハゼ馳せる果てるまで

タイトルむずい!笑
綺麗なピアノリフにグルーヴィなベースのアップテンポソング。
アルバム新規曲の中では一番わかりやすく”ずとまよらしさ”が出ている曲だと思います。

05. 蹴っ飛ばした毛布

すごい難しい曲ですね。
バラードかと思いきや、サビ後半で予想外の盛り上がりを見せます。
そこのベースの動きが変態すぎる!笑
編曲した人、天才です。

06. Dear. Mr「F」

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今度こそ、全編ピアノと歌のみのバラードです。
落ちサビの細い歌声など、歌の表現力を存分に味わえます。
珍しくラブソングっぽいですが、ACAねさんの歌詞はいつも難解で確信はもてません・・・。

07. こんなこと騒動

でぁーられったっとぇん
という謎めいたフレーズから始まるメッセージソング。
 
この曲好きです!
サウンドがトリッキーですごく面白いです。
特にサビのドラムが好き。
 
歌詞も、”周りに合わせて言いたくないことを言ってしまう”という内容で、とても共感できる作品です。

08. 眩しいDNAだけ

初めて聞いたときは難しい曲だと思ってたけど、もはや聞きやすい部類だと感じるようになりました。

09. ヒューマノイド

マイナー調で、ボカロ色満載のハイスピードチューン。
私はこの曲でずとまよにハマりました。
いや〜〜〜何度聞いてもかっこいいな〜〜!!
 
ずとまよはキメがかっこいいですよね!
この曲だと1番Aメロとか。
 
イントロのエレピフレーズは”人間に再現できるのか?”と思うようなスピード感で、強くボカロを感じます。
(全部そうですが)MVもEvaやハチなどを彷彿とさせるアニメですね。

10. グラスとラムレーズン

アコギが印象的なシンプルなサウンド。
今どきのタイトな仕上がりになっています。
終盤では、米津玄師のような効果音で遊んでいます。

11. 正義

近づいて遠のいて 探り合ってみたんだ

のとこがお気に入りです。

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12. 優しくLAST SMILE

学生生活を綴った具体的な情景描写が並ぶピアノバラード。
気持ちとは裏腹に素直になれない不器用な表現が多いです。
ACAねさんも恋愛するんやなぁ。 

13. 秒針を噛む

2018年6月4日、この曲を皮切りにずとまよの歴史が始まりました。
改めて聞くと、美しいピアノと作り込まれたアレンジでこの曲の強さを実感します。
そして歌詞も読み応えがあるなぁ。
 
アルバムの最後に聞くと、いつも聞いているのとまた違った聞こえ方をしますね。