UNSER
2019年12月4日に発売されたUVERworldの10thアルバム。
ドイツ語のUNSER(=俺たちの)と英語のANSWER(=答え)で『俺たちの答え』という意味を込めて付けた
と語るように、1つの到達点を迎えたことを示すような作品になっています。
1.Making it Drive
打ち込みが全編に渡って使われているEDMテイストの曲。
Bメロのコーラスがんがんかけたエフェクトが面白いです。
サビで歌が無くなって踊らせてくる、トレンドっぽい曲になってます。
2.AFTER LIFE
フューチャーベースを取り入れたミディアムナンバー。
2曲目でこういったノリの曲を持ってきたのは少し意外。
今作はメッセージを伝えたいんだろうな、という意志が伝わってきます。
3.Touch off
34thシングル。
ここまで抑えてきた声量や情熱がようやく爆発!
4.境界
イントロのアコギのバッキングが気持ちいい。
歌も同じフレーズを繰り返しており、リズミカルで心地よい曲になってます。
ボイパもガツンと収録されてますね。
間奏のアレンジがこれまた海外トレンド取り入れたようなものになっていて、やっぱこういうのが好きなんだな〜と思います。笑
5.stay on
この曲もサビで歌が無くなって踊らせてくる曲ですね。
6.First Sight
これ好きだ〜〜!
切なめでメロディアスなラブソング。
こんな曲でもEDM要素入れてくるんやなぁ・・・笑
7.ODD FUTURE
32ndシングル。
なんというか、あんまりパッとしない印象です。
けど裏声はすごく珍しくてそこは好きです!
8.無意味になる夜
タイトルからなんとなく予想できてたけど、おしゃれな後ノリのトラックにラップもどきが乗っかったメッセージソング。
9.EDENへ
33rdシングル。
初めてこの曲を聞いたときは、また海外っぽい挑戦的なことしてるな〜と思ったけど、この流れで聞くと馴染んでるように聞こえます。
ウーバーの新しいスタンダードを示したシングルだったんですね。
10.ConneQt
最新型のウーバーで作成されたバラードです。
けど、正統派のラブソングというよりは、何か後ろめたいような歪んだ愛が表現されていて、大人向けに仕上がっています。
11.OXYMORON
オクシモロン【oxymoron】
意味の矛盾する語句を並べて、言い回しに効果を与える修辞法。「無慈悲な親切」「ゆっくり急げ」など。撞着 (どうちゃく) 語法。
アメリカのプロデューサーと一緒に作曲したミディアムナンバー。
曲全編を通して、相反する矛盾した表現が連なっています。
一般的に正しいことが正しいとは限らない、というメッセージが込められています。
12.One Last Time
挑発的なラップで聞くと鼓舞されます。
”1つのことで突き抜けろ”という曲です。
だんだんメッセージ性が強くなってきましたが、楽曲のかっこよさという点ではちょっと飽きてきた感じがあります。
13.ROB THE FRONTIER
きたー!!!!
ここ最近のウーバーでいっちゃん好き!!!
このアルバムの中でも珍しくストレートなギターロックで、疾走感に溢れています。
ウーバーってアコギ使いも絶妙なんですよね〜〜。
なんとなく、「こういう曲も作れるから安心しろよ?」って言われてるような気がします。笑
14.GOOD and EVIL
実質本編最後の曲。
1サビで1回落として、その後の間奏で盛り上げる感じが洋楽っぽいですね。
海外の影響を色濃く受けていることが明確なアルバムでしたが、これまでのロックともしっかりミクスチャーしている上手さはウーバーならではでしょう。
15.UNSER
インスト曲。
ここまでたくさん打ち込みがありましたが、この曲はまたさらに上を行くEDMになっていて、”Perfumeなんか??”と思うくらいでした。笑
またこの先のウーバーを感じさせたいという意志があるそうです。