Wienners
Wiennersを一言で言うなら、”天才集団の奇想天外なキャッチーパンク”。
一筋縄ではいかない展開と、演奏技術の高さは他に類を見ません。
それでいて超突き抜けててキャッチー!
絶対もっと売れるべきバンドだとずっと思っています。
概要
2008年、吉祥寺弁天通りにてWiennersを結成。
パンク畑出身の瞬発力と鋭さを持ちつつも、どこか優しくて懐かしい香りを放つ男女ツインボーカルの四人組ロックバンドです。
先ほども言ったように、予測不可能だけど体が反応してしまうような展開や、
奇想天外かつキャッチーなメロディーで他に類を見ない音楽性とユーモアを武器に様々なシーンを縦断しています。
2013年に1度メジャーデビューしていますが、メンバーチェンジを機にインディーズに戻り、そしてまたメジャーに返り咲くという異例の経歴を持つバンドです。
メンバー
玉屋2060%(Vo/Gt)
バンドの殆どの作詞作曲を担う中心人物。
ぱっつんロングヘアーが特徴です。
玉屋さんはWiennersの曲を手掛けるだけでなく、
ゆずやでんぱ組.incなど、数多くのアーティストに曲を提供している天才です。
私はでんぱ組.incの「サクラあっぱれーしょん」が大好きで、”この曲作った人誰!?”って調べたら”どうやらWiennersってバンドの玉屋さんらしい”って知って。
そっちからWiennersを聞くようになりました。
他にも「でんでんぱっしょん」とか「プレシャスサマー!」とかもう最高の曲ばかりなんですよ!
ちょっと脱線しちゃうので、それはまたでんぱ組のお話をする機会があればお話します。
∴560∵(Ba/Cho)
バンドの初期メンバーで、緑のひげが特徴です。
ベースが鬼上手いですし、コーラスもやってのけちゃう天才です。
アサミサエ(Vo/Key/Sampler)
2015年に加入したバンドの紅一点。
メインボーカルもしますし、キーボとサンプラーを巧みに操るし、
元々個人で活動されていた方なので、自分で曲も作れちゃう天才です。
KOZO(Dr)
2015年加入したイケメン。
いつもニコニコ楽しそうなんですが、超高速ツービートもタイトにバチバチ決めてくる天才です。
ex)MAX(Vo/Key/Sampler)
ex)マナブシティ(Dr)
そして元々このお2人がメンバーでしたが、
2014年9月7日のライブを最後に脱退されました。
まず聞いてほしい曲
蒼天ディライト
Wiennersと言えばまずはこの曲!
ライブ超定番で、YouTubeの再生回数ナンバーワンです。
- 突き抜けるようなポップさ
- ほんのりおしゃれなコード進行
- どこか民族的な雰囲気
など、Wiennersの良さが全部詰まっています。
それに拍車をかけるサビの転調も素晴らしいです!
シャングリラ
この曲はパンク色が薄くて、誰でも聞きやすいポップな曲に仕上がっています。
アコギが爽やかでいいですね。
ライブでは曲の後半にある”TOKYO!”っていうコール&レスポンスが盛り上がります。
ところで、このミュージックビデオからはどこか狂気を感じませんか?笑
Justice4
最初の10秒だけで”!?!?”ってなって何度も見返したんですが、
その後も怒涛の展開に振り回されます。
パンクで始まったと思ったらジャズ進行になったり、
変幻自在にころころ展開していく、初期の人気曲です。
このカオス感を短い時間に詰め込むのはWiennersの得意技ですね。
個人的なおすすめ曲
LOVE ME TENDER
「蒼天ディライト」のような突き抜けたポップソングですが、
私個人的には「蒼天ディライト」よりも「LOVE ME TENDER」のほうが好きです。
特に最後の"LIFE IS BEAUTIFUL"のところがエモくてやられます。
実は私の曲の「うたかたのうた」は「LOVE ME TENDER」を結構参考にしています。
新曲を作ろうと思ったときにちょうどWiennersにドハマリしていて。
ツービートの疾走感とか、最後の泣けるようなエモさは「LOVE ME TENDER」を目指しているんですけど、どうですかね。笑
VIDEO GIRL
Wiennersで1番好きな曲です!
この曲が収録されているアルバム「DIAMOND」は捨て曲無しの名盤で、
私の人生でもトップクラスに好きなアルバムなんですが、
その中でも特に好きな1曲となっています。
ギターのカッティングとベースのスラップがめっちゃ気持ちよくて最高です。
2番のキメもかっけぇっす!
他の曲は突き抜けたポップさがありますが、この曲はどこか無機質な感じがして、
それが逆にどんな気分のときでも聞けちゃいます。
ドリームビート
この曲を初めて聞いたとき、衝撃でした。
”どこまでいっちゃうの!?”ってくらいひたすら転調を繰り返すんですよ!
歌詞の内容もそうですが、音でもとにかく高みを目指す気持ちが表現されています。
これはさすがに天才の所業。
こんなん思いついても普通曲にできないですよ。
というわけで今回はWiennersについてご紹介しました。