2019年6月19日に、サカナクション6年ぶりとなる待望のニューアルバム「834.194」が発売されました。
6年て!待たせすぎじゃないですか!笑
そのリード曲となっている「忘れられないの」という曲をレビューしようと思います。
忘れられないの
作詞・作曲 山口一郎
ソフトバンク「速度制限マン」篇CMソング。
ベースが生み出すグルーヴが魅力的な1曲。
この曲はとにかくベースがたまらない!!
完全にベースありきの曲となっています。
キメの隙間に聞こえるギターも気持ちいいですね〜!
最近のトレンドとして2つ挙げられます。
- 少し古い(80年代の)雰囲気
- 音数を減らしてメリハリをつける
この曲は、そのどちらも兼ね備えた”懐かしいのに今っぽい”曲となっています。
例えば、昨年大ヒットした「U.S.A」もどこか懐かしくて少しダサさすら感じませんか?
最近は80、90年代のトレンドが再燃している印象です。
写ルンですとか、レコードとか、最近またよく見かけるようになった気がします。
また、”音数を減らしてメリハリをつける”について。
これの代表的な例はブルーノマーズでしょうか。
すごく音の数が少ないのに踊れる不思議な魅力のある曲です。
嵐でいうと「夜の影」とか、リーダーっぽい印象ですね。
緩急があって、ピシッ、ピシッと踊れる曲。
このような曲は最近の私のブームでもあります。
そういえば、この「忘れられないの」はどうやら歌詞を150回以上書き直したらしいです。
確かに、メロディとして割り当てられる音が少ないので、自然とそこに当てはまる言葉が限られてきます。
しかも一郎さんは韻を踏みたがるから、そりゃ延期しますわな!(笑)
そんなこだわりっぷりを是非体感してみてください。